旅行費用

「中国旅行は結構安く上がる」のでしょうか?
これは、旅行する人がどういった旅行をするかによってかなり違ってきます。
費用を試算するにあたり、私の旅行の支出を例にして、旅行費用の構成や安くする方法を紹介していきます。次のグラフをご覧下さい。


この円グラフは、私が、1997年に四川省へ11日間旅行に行った時にかかった費用の内訳です。

旅行にかかった総費用は、223,819円です。(1元=14.6円 1日当り20,347円です。

<グラフの特徴>
 1. 交通費が全体の70%を占めている。
 2. 宿泊費がそれに次いで15%を占める。
 3. ビザ代、保険代、空港使用料の3件で10%近くを占める。

交通費


上のグラフは、全体の70%を占める交通費の内訳です。
<内訳>
 ・ 国際線航空券(92,400円)・・・全日空 関西−上海 普通運賃 
 ・ 国内線航空券(36,900円)・・・上海→成都、成都→上海
 ・ タクシーチャーター代(14,600円)・・・広元で剣門関、明月峡など2日間 1,000元
 ・ その他(15,603円)・・・咸陽→漢中(硬臥)、長距離バス、市内バス、三輪タクシー、家←→関西空港の交通費など

国際線航空券は、関西−上海の格安航空券は当時66,000円でしたので、これを買うと約30%安くなります。オフシーズンであれば4万円程度で格安航空券が手に入ります。もし、マイレージの無料航空券をご利用の場合は0円となります。

国内線航空券は、現地の旅行会社にFAXでやり取りをして、現地の正規料金+手数料で購入しました。もし、日本で購入する場合は、この金額より10,000円以上高くなるでしょう。現在、民航当局は一部の例外を除き、国内線割引料金はないので、正規運賃で購入することになります。よって、この部分を安くすることは難しいです。
ただ、例外がいくつかあるのですが、例えば、日本で買う格安航空券の中には同じ中国系航空会社を利用することを条件に国内線部分の運賃が安くなる場合があります。時間があれば、現地で中国国内線の正規割引航空券や現地の代理店が出している国内線の格安航空券を買うと更に安くなります。
また、学生さんは、夏休み・冬休みに旅行する場合に、条件がありますが、国内線の航空券を安く買うことができます。

タクシーチャーター代は、現地の土地に不案内のため、ガイド付きでタクシーをチャーターしましたが、現地の交通機関を使えば、この費用は不要となります。その代わり、バス代などが必要ですが、せいぜい数十元(500〜1,000円程度)で済みます。

その他についてですが、移動に必要な最低限の費用で、市内バスや長距離バス、列車など現地の方が使っている交通手段のため、削ることは難しいと思います。
日本国内の移動費用は、安くする余地があります。例えば、新幹線で移動するのを在来線や私鉄で移動したり、夜行バスを利用したりするなど移動手段を換える事によって多少は違ってきます。金券ショップには、新幹線やJR特急、私鉄の乗車券・特急券の格安チケットや高速バスのチケット、空港直行バスのチケットなどが売られていますのでこれを使ったり、春・夏・冬休みには青春18きっぷが販売されますので、普通列車や快速列車だけで移動できる場合はかなりコストを押さえることができます。JRや私鉄が売り出している正規の各種割引切符も調べてみる価値があります。
詳細を見てきますと、交通費はまだまだ安くする余地はあります。約16万円を時期にもよりますが5〜8万円程度にすることが可能だと思います。
宿泊費
10泊中、5泊が3星級(相当)のホテルで、4泊は2星相当のホテル、残り1泊は車中泊です。
内訳
5泊<3星相当ホテル>…1,415元(1泊平均 283元)
4泊<2星相当ホテル>… 795元(1泊平均 159元)
 計 33,305円(2,210元)
これは、一番柔軟に対応できるもので、一番費用を削りやすい項目です。
もし、すべて2星相当のホテルに泊まると、20,892円となり、約33%費用を浮かすことができます。
では、ドミトリーに泊まるとどうなるでしょうか。
一般的にホテルにはドミトリーはほとんどありません。中国人の方が泊まる招待所へ行けば、100元以下で泊まることができますので(基本的に外国人は泊まれないようですが、交渉次第では泊まることができます)、1泊80元とすれば、10,512円となり、約68%削ることができます。80元の部屋はシャワー・トイレが部屋にあるという設定ですので、シャワー・トイレなしのベッドだけの部屋でしたら10〜20元(146円〜252円)で済みます。

食事代については、特にぜいてくせずに質素の食事をしていましたので、この場合、これ以上削ることはできないと思います。もし、おいしい物をたらふく食べたい場合は、その分費用は増えます。

観光費については、まけられませんので、これ以上浮かすことができません。但し、外国人料金と中国人料金の設定がある所は、中国人の風体が似ていることを利用して中国人の振りをしてチケットを購入すれば、多少安くできます。メジャーな観光地では、チェックが厳しいため、この手は使えません。また、留学している場合、現地大学の学生証を見せると中国人料金で入場できることがあります。

雑費は、地図代、電話代、トイレ代、リーフレット代などです。

ビザ代は、相場が大体6,000〜9,000円です。それより高い代理店だったら、他の安いところを探したほうがよいと思います。一般的に航空券と一緒に手配すると安くなるようです。私が手配した時は8,000円でしたが、今だったら6,000円で手配できるでしょう。
また、半年(1年)マルチビザをお持ちの方で2回目以上の方は実質ビザの費用は0円です。


保険代ですが、クレジットカードに海外旅行傷害保険が自動的に付いているのであれば、掛ける金額は少なくて済みます。それで保険金額や条件に不安があるときは、個別に加入することになります。加入しないという選択もあります。

空港使用料ですが、もし、成田・関西・名古屋・福岡以外の空港から出発すれば、空港使用料が不要となります。関西は2,650円と一番高く、成田が約2,000円、名古屋・福岡は1,000円未満です。
中国国内線に乗る場合は50元、国際線の場合は90元必要です。国内線を飛行機で移動する場合は、1回乗る都度50元が必要です。但し、同日中に2路線以上乗る場合は、空港使用料を1回だけ支払えば良いことになっています。

このコーナーでは、皆さんの中国旅行に行かれた方、あるいは、これから中国へ行かれる予定の方で、できる限り予算を抑えたい方がいましたら、質問フォームに必要事項を記入し、送信してください。このページへの掲載することを条件に、アドバイスをします。

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最終更新日:2001.11.01
作成日:2001.06.09